マス・カスタム生産方式構築


マス・カスタマイゼ―ション:ビジネスで勝ち抜くしくみづくり


モノ作りに強いはずの日本の情報家電メーカーが欧米企業に遅れを取っているIoT(Internet of Things)が注目されていますが、その深層を形成するパラダイムが高付加価値化、カスタム化、低価格を同時に実現する「マス・カスタマイゼーション」です。
「マス」はマスプロダクションで量を追うことでコストを下げ、「カスタマイゼーション」は付加価値の高い製品を、顧客満足の多様性に合わせて提供することで、大量生産と受注生産を両立させるものです。それは「類似を集め、変化を後」というシンプルなコンセプトですが、その構築にはマーケティングから開発設計、生産技術、製造、生産管理がそれぞれ組織で取り組む課題があります。
本セミナーはその中から開発設計段階のモジュール設計を受けて生産技術段階のモジュール生産方式に焦点を当てます。設計の標準化を推進した後、生産段階の「マス・カスタム生産方式」でカスタム化、低価格化の成果を刈り取る実践法を学びます。
本講座受講には、パソコンが必須です。ライン模擬設計を演習で実施します。

テーマ


高付加価値化、低価格化、カスタム化の同時達成に応える

開催日、時間


2022年3月24日(木)・25日(金)10:00~17:00

会場


東京・平河町近辺の会議室

申込受付



受講方法



参加費


日本ならびに他地区IE協会会員 72,600円
日本生産性本部賛助会員 83,600円
一般 88,000円
IE協会会員へのお申込みはこちら

講師紹介

橋本 賢一 氏
(株)MEマネジメントサービス
マネジメントコンサルタント・公認会計士
公認会計士事務所を経て、日本能率協会コンサルティングに入り、原価革新や生産性向上のコンサルタントとして活躍。1985年(株)MEマネジメントサービスを設立し、製造業を中心に、総合的コストダウンを展開し、企業の業績を革新するコンサルティング活動を中心に行う。日本国内のみならず、中国・タイ・韓国などの海外でもコンサルティング活動を中心に活躍中。
著書は『見える化でわかる限界利益と付加価値』『間接・サービス部門の原価管理』『見える化でわかる売り値と買い値』、『よくわかる「ムダとり」の本』共に日刊工業新聞社。
『正しい意思決定のための経済性工学の本』、『よくわかる原価のしくみ』、『実践 原価計算』共に日本能率協会マネジメントセンターなど多数。

プログラム内容


Excelを使った実践演習を実施いたします。当日パソコンを必ずお持ちください。

3月24日(木)・25日(金) ■はExcelを使った実践的演習

第1章 マス・カスタマイゼーション -市場はグローバルに変化-

 1-1 顧客ニーズとコモディティ化
 1-2 コモディティ化の3つの要因
 1-3 マス・カスタマイゼーションとは
 1-4 マス・カスタマイゼーションの効果 ■LT・在庫低減効果の計算

第2章 設計モジュール化と生産効率化 -作りやすい組立やすい設計の追求-

 2-1 モジュール化の推進 ■系列化設計と最適段階
 2-2 変化は一方向で逃げる ■6つのモジュール化
 2-3 マス・カスタムに繋がる設計標準化
 2-4 標準化は工程数・設備費削減等のCD効果

第3章 マス・カスタムに最適な生産方式 -柔軟で迅速な生産方式の追求-

 3-1 何本のラインで生産したらよいか
 3-2 類似を集め、変化は後の生産方式 ■ラインをいくつ作ったらよいか
 3-3 マス・カスタム生産方式の実践 ■オフィス家具を1WのLTで完全受注生産化

第4章 加工モジュールの設計 -分散型の加工工程をモジュール設計-

 4-1 同期化の範囲の選択
 4-2 同期加工ラインの設計 ■ライン編成の手順
 4-3 同期加工セルの設計
 4-4 設備の同期化改善ポイント

第5章 組立モジュールの設計 -集約型の組立工程をモジュール設計-

 5-1 類似を集め変化は後の組立モジュール
 5-2 組立モジュールの設計 ■弁当組立モジュールの設計
 5-3 自動車に見る組立モジュール ■各種の混流生産ライン問題
 5-4 混流生産と組立順序

第6章 人からデータで伝えるモノ作り -作業の標準化からIoTまで-

 6-1 CIM・SCM・VCM・lotの展開
 6-2 デジタル・マニュファクチュアリング ■デジタル・マニュファクチュアリング基本知識
 6-3 コンセプトはデジタルツイン

第7章 カスタム化を支える生産管理 -変種・変量を生産管理で支援する-

 7-1 デジタル・エンジニアリングと構成部品表
 7-2 見込み生産と受注生産の併用 ■フレキシブル生産
 7-3 不定期・不定量発注の生産管理 ■マス・カスタム生産・在庫管理

第8章 マス・カスタムと国際分業 -マザー工場としての役割は何か-

 8-1 部品・材料に付加価値を求める
 8-2 内外製の分業形態
 8-3 グローバル企業の条件
※プログラムは都合により変更になる場合があります。
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