講演詳細
全体会議
特別講演
企業成長とウェルビーイング
―働く人の幸福が生産性を高める―
©︎Hiroyuki Uchiumi
株式会社YeeY 共同創業者/代表取締役
アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事
島田 由香 氏
アステリア株式会社 CWO(Chief Well-being Officer)
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事
働き方改革を積極的に進める企業において注目を集めているウェルビーイング。ウェルビーイング向上は従業員が身体的・精神的・社会的に満たされることで、結果として生産性や創造性の向上に繋がると言われています。それらは、職場環境改善や離職率低下、イノベーション促進をはじめ、さまざまな経営的効果が期待できます。
本講演では、ウェルビーイングの基本的な考え方から、それを活かした経営のあり方、従業員の働き方に至るまで、具体的な事例を交えてお伝えします。実践的な考え方や手法を学び、組織の持続的な成長を実現するヒントを見つけていただければ幸いです。
本講演では、ウェルビーイングの基本的な考え方から、それを活かした経営のあり方、従業員の働き方に至るまで、具体的な事例を交えてお伝えします。実践的な考え方や手法を学び、組織の持続的な成長を実現するヒントを見つけていただければ幸いです。
リフレッシュ講演
「魔改造の夜」まだ誰にも話していない話
ー役に立たない技術が製造業界を変えるかもしれないー
株式会社テレビマンユニオン エグゼクティブ・ディレクター
「魔改造の夜」総合演出
鬼頭 明 氏
「魔改造の夜」総合演出
NHK総合で放送中の「魔改造の夜」。Xのトレンドで#魔改造の夜が1位になり、朝日新聞の「折々のことば」にエンジニアの発言が掲載される。立ち上げ当時はタイトルを口にするだけで煙たがられた魔改造の夜が、なぜ多くの人に愛されるようになったのか?
夜会に参戦した町工場に大企業から仕事が舞い込み、番組を観た学生が参戦した企業に就職。東大では魔改造すれば単位がもらえる!?もしかして魔改造は日本のモノづくりを変えるかも。この悪魔は天使なのかそれとも。5年間を振り返り、未来を模索します。
※講演中の一部映像は、オンライン参加者の方はご視聴いただけません。
夜会に参戦した町工場に大企業から仕事が舞い込み、番組を観た学生が参戦した企業に就職。東大では魔改造すれば単位がもらえる!?もしかして魔改造は日本のモノづくりを変えるかも。この悪魔は天使なのかそれとも。5年間を振り返り、未来を模索します。
※講演中の一部映像は、オンライン参加者の方はご視聴いただけません。
事例発表会
その成功や失敗から学びを得ることを目的とした講演です。
第1分科会
デジタル技術の活用
~働く人のウェルビーイングを高める先進テクノロジー~
現代社会はIoTやAIといった先端IT技術が急速に浸透し、私たちの生活や社会のあらゆる面に影響を及ぼしています。その一方で、持続可能な社」会の実現と働く人々の幸福感向上も同時に求められています。
この分科会では、テクノロジーとモノづくりの融合を推進し、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)を積極的に取り組まれている企業の事例をご紹介します。最新技術がどのように応用されているのかを深掘りし、それぞれの組織での有効活用に向けた新たな視点やアイデアを提供することで、参加者の皆様がこれらのテクノロジーによる変革を進める一助となることを目指します。
この分科会では、テクノロジーとモノづくりの融合を推進し、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)を積極的に取り組まれている企業の事例をご紹介します。最新技術がどのように応用されているのかを深掘りし、それぞれの組織での有効活用に向けた新たな視点やアイデアを提供することで、参加者の皆様がこれらのテクノロジーによる変革を進める一助となることを目指します。
㈱日立製作所
製造業におけるカーボンニュートラルに向けた取り組み
―製造DXから環境経営GXへ―
社会ビジネスユニット 制御プラットフォーム統括本部
サービス・制御プラットフォームシステム本部 GX事業推進部 部長
沖林 久徳 氏
サービス・制御プラットフォームシステム本部 GX事業推進部 部長
日立グループでは環境ビジョン及び環境目標を掲げ、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みに注力
- 大みか事業所も、長年培ってきた製造DXの知見を活用し、事業成長と環境負荷低減の両立に挑戦
- 産官学金連携による脱炭素支援ネットワークの構築や、自治体と連携したスマートシティ協創プロジェクトを推進
旭鉄工㈱/iSmart Technologies ㈱
製造現場と生成AI のシナジーによるカイゼンとGXの未来
―10億円の収益増と42%の電力削減を実現―
代表取締役社長
木村 哲也 氏
旭鉄工は、IoTによる見える化を起点とした改善活動を行っています。i Smart Technologies は、旭鉄工で実績を持つIoTシステムとノウハウをお客様の製造 現場に展開することで、お客様の生産性向上とCO2削減を実現しています。
- 問題の見える化
- ナレッジの蓄積と共有
- 挑戦する風土への変革
NECプラットフォームズ㈱
NECプラットフォームズのものづくりとデジタル活用
―ものづくりDXに向けた取り組み―
執行役員
河野 修久 氏
- 生産革新活動を継承とデジタル化
- 変化に追従するための備えを意識したデジタル化の事例
- 人とデジタルの融合へ
第2分科会
人財力
~現代・次世代につなげていくモノづくり人財活育成~
DX・GX時代において、急速な技術革新が進む中、デジタルネイティブの登場、働き方改革の推進、そして労働人口の低下といった様々な要因が絡み合い、企業や組織は新たな人財育成の課題に直面しています。これらの変化を前向きに捉え、多様性を尊重し、技術伝承を重視しながら、次世代につなげていくための戦略的な人財の活用・育成や投資が、企業や組織が持続可能な成長を達成し、社会に貢献していくための力となります。
本分科会では、人財力の向上に焦点を当て、ダイバーシティの促進、労働力確保に対する新たなアプローチ、技術伝承の推進、働きやすい環境づくり、そして未来を担う人財の活用・育成における最新の取り組みを紹介いたします。講演を通して多様性を活かし、持続可能な競争力を築くと同時に、今後を担う有望な人財を育て上げる取り組みのヒントを掴んでいただけると幸いです。
本分科会では、人財力の向上に焦点を当て、ダイバーシティの促進、労働力確保に対する新たなアプローチ、技術伝承の推進、働きやすい環境づくり、そして未来を担う人財の活用・育成における最新の取り組みを紹介いたします。講演を通して多様性を活かし、持続可能な競争力を築くと同時に、今後を担う有望な人財を育て上げる取り組みのヒントを掴んでいただけると幸いです。
ヤマハ発動機㈱
新価値を生み出す現場サイエンティストの育成
―理論値思考と現場実践知から―
生産技術本部 本部長
茨木 康充 氏
経験値を形式知化し仮説立案、検証サイクルを楽しむ現場実現
- 制約はDX人財が足りないことではなく、経験則に基づく仮説を形式知化できなかったこと
- デジタル技術の内製化と教育の体系化によって、現場知識とデジタル活用を併せ持つ現場サイエンティストを育成
日本理化学工業㈱
働く幸せのために「社員から教わったこと」
代表取締役社長
大山 隆久 氏
全従業員93人中67人が知的障がい者(うち重度の障がい者は25人)が働いている、チョーク/キットパス製造を主とした会社です。製造ラインのほぼ100%で「職人の働き」をしてくれ、すべての社員が工場の大切な力となっています。
- 社内の改善・工夫点
- 経営理念や障がい者雇用に至るきっかけ、雇用からの気づきについて
- 皆働社会(かいどうしゃかい)の実現に向けて
第3分科会
現場力の再構築
~働いている場所で価値を産み出す現場力~
現在、人手不足やデジタル革新といった大きな環境変化が進展する中、日本の強みとして考え られてきた「現場力」についても、変化を踏まえた再構築が必要となっています。そうした中、 この現場力を支えてきた技能人材などの人手不足が顕在化し、さらにデジタル技術革新が広がる なか IoT や AI の活用とした、環境変化を踏まえた現場力の変革が求められています。このよう な状況下で、IE 活用(現場力の基礎基本)をいかに進め、あるいは時代に合わせ変革すること で、QCD を向上出来るかが重要になります。 本分科会では、多種多様の変化(環境変化)に対応できる・・・様々な分野でのデジタル活用 や、価値を生み出す「現場力」を提供します。事例を通し、各組織力の強化・付加価値向上にお 役立ちできれば幸いです。
㈱岡山村田製作所
多様な人が活躍できる現場づくり
―現場で様々な価値を生み出す人材を育むために―
モノづくりサポート課
シニアマネージャー(課長)
堀池 将史 氏
シニアマネージャー(課長)
- アイデア社員たちが自らの力で自らの作業を改善
- 多様性豊かな現場力を構築する人材の育成にむけて
- カイゼンを楽しむためへの変革活動
㈱シグマ
Made in Aizu にこだわるシグマのものづくり
―日本的生産システム、その強みの探求―
代表取締役社長
山木 和人 氏
- 全ての自社製品を国内の会津工場で生産
- ほぼ全ての工程を網羅する高い内製化率
- 東北、北関東、信州に集約されたローカルサプライチェーン
東日本電信電話㈱
ネットワークを起点とした
スマートマニュファクチャアリングの実現
ビジネスイノベーション本部
ソリューションアーキテクト部 担当課長
山本 圭佑 氏
ソリューションアーキテクト部 担当課長
- スマートマニュファクチャリングを下支えするネットワーク環境構築の要点
- 工場環境における無線ソリューション(ローカル5G)の活用
- IoTからクラウドまでデータ活用によるDXに必須となるセキュリティ対策
第4分科会
繋ぎ・繋がりの再構築
~地域・事業・業種・人を繋ぐ~
私たちを取り巻く環境は刻々と変化しています。国内では少子高齢化による労働力不足が深刻さを増しており、また相次ぐ大規模災害への対応強化も求められています。国際的には政情などの不安定な情勢による近年不透明な状況が続いており、このような環境で地域・事業・人との連携を強化し、従来の枠組みにとらわれない取り組みを行う企業等もあります。本分科会では、生産活動およびその活動を支える地域・事業・人の「繋がり」を活性化させる企業の取り組みに注目し、より広範なIEの動向を捉えていきます。
㈱吉村
ウェルビーイングは目的でなく結果
―社員とともに紡ぐ理念経営と事業成長―
代表取締役社長
橋本 久美子 氏
株式会社吉村は日本茶業界を盛り立てる、その先陣を進む企業です。主婦から三代目社長に転身した橋本様より講演を賜ります。
- 経営理念はなぜ必要か?
- 日本茶エントリーユーザーを増やすための挑戦
- 働き甲斐と働きやすさを両立するために
(一社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)
事務機業界における物流共同化への挑戦
―『競争』から『共創』の領域へ―
動脈物流委員会委員長
松田 和也 氏
JBMIAは1960年に発足した「日本事務機械工業会」が2002年に名称を改めた、「新しいワークスタイルを提案し、活力あるグローバル社会を創ること」を理念とした団体です。
- 2024年問題を背景とした物流課題
- コンセプトと検討ステップ
- 共同配送により社会課題解決を実現
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
生産分野におけるCPSを基盤とするIoT, AI, ロボットの活用
―労働力不足に対する人・機械協調技術と
協調安全を通じたウェルビーイングへの展開―
情報・人間工学領域
インダストリアルCPS研究センター
研究センター長
谷川 民生 氏
インダストリアルCPS研究センター
研究センター長
- 大量生産から変種変量生産へと変化する中での労働力不足の課題
- フレキシブルな生産プロセスに必要な人と機械の協調
- 協調安全の概念を拡張しウェルビーイング向上へ展開