マス・カスタム生産方式構築
※前回内容となりますので、更新までお待ちください
マス・カスタマイゼ―ション:ビジネスで勝ち抜くしくみづくり
モノ作りに強いはずの日本の情報家電メーカーが欧米企業に遅れを取っている IoT(Internet of Things)が注目されていますが、その深層を形成するパラダイムが高付加価値化、カスタム化、低価格を同時に実現する「マス・カスタマイゼーション」です。
「マス」はマスプロダクションで量を追うことでコストを下げ、「カスタマイゼーション」は付加価値の高い製品を、顧客満足の多様性に合わせて提供することで、大量生産と受注生産を両立させるものです。それは「類似を集め、変化を後」というシンプルなコンセプトですが、その構築にはマーケティングから開発設計、生産技術、製造、生産管理がそれぞれ組織で取り組む課題があります。
本セミナーはその中から開発設計段階のモジュール設計を受けて生産技術段階のモジュール生産方式に焦点を当てます。設計の標準化を推進した後、生産段階の「マス・カスタム生産方式」でカスタム化、低価格化の成果を刈り取る実践法を学びます。
本講座受講には、Windows PCが必須です。ライン模擬設計を演習で実施します。
テーマ
スマート・ファクトリーのロードマップを描く
開催日、時間
2022年11月28日(月)・29日(火)10:00~17:00
会場
東京・永田町近辺の会議室
申込受付
受講方法
参加費
日本IE協会・他地区IE協会 会員 72,600円
日本生産性本部 賛助会員 83,600円
一般 88,000円
講師紹介
橋本 賢一 氏
(株)MEマネジメントサービス
マネジメントコンサルタント・公認会計士
公認会計士事務所を経て、日本能率協会コンサルティングに入り、原価革新や生産性向上のコンサルタントとして活躍。1985年(株)MEマネジメントサービスを設立し、製造業を中心に、総合的コストダウンを展開し、企業の業績を革新するコンサルティング活動を中心に行う。日本国内のみならず、中国・タイ・韓国などの海外でもコンサルティング活動を中心に活躍中。(株)MEマネジメントサービス
マネジメントコンサルタント・公認会計士
著書は『見える化でわかる限界利益と付加価値』『間接・サービス部門の原価管理』『見える化でわかる売り値と買い値』、『よくわかる「ムダとり」の本』共に日刊工業新聞社。
『正しい意思決定のための経済性工学の本』、『よくわかる原価のしくみ』、『実践 原価計算』共に日本能率協会マネジメントセンターなど多数。
プログラム内容
Excelを使った実践演習を実施いたします。当日はWindows PCを準備してください。
第1章 マス・カスタマイゼーション |
大量生産と個別受注生産の両立 |
第2章 設計モジュール化と生産効率化 |
設計モジュール効果は生産段階で刈り取る |
第3章 マス・カスタムに最適な生産方式 |
類似を集め、変化は後の生産方式 |
第4章 加工モジュールの設計 |
工程と時間値の類似性を追求 |
第5章 組立モジュールの設計 |
変化は最終工程、流通段階へ |
第6章 スマート・ファクトリーの展開 |
迅速性・柔軟性をデジタルで対応 |
第7章 設計・工程設計のデジタルツイン |
3次元CADからBOMの作成まで |
第8章 フォーマンスのデジタルツイン |
人からデータで伝えるIoTモノ作り |
講座で学べるスキル |
3 | 2 | 1 |
さらに改善できる | 人に教えられる | 一人でできる | |
固有技術の維持・改善、継承と教育 | ○ | ○ | ○ |
生産技術開発ロードマップ | ○ | ○ | ○ |
サプライチェーン設計(内外作判断) | ○ | ○ | ○ |
工場・拠点設計 | ○ | ○ | |
工程設計 | ○ | ○ | |
情報システム構築・維持・改善 | ○ | ○ | ○ |
原価企画 | ○ | ○ | |
投資評価と実施 | ○ | ○ | |
DFM(製造容易化設計) | ○ | ○ | ○ |
BTO(中間ストック組合せ出荷) | ○ | ○ | ○ |
※プログラムは都合により変更になる場合があります。