生産リードタイム短縮のための工程内標準在庫設定と在庫削減


キーワードは「在庫数」を「時間」に置き換える!!


これまでの現場管理では、現場の実力を評価する上で、在庫という指標は他の指標に比べて、あまり重要視されていませんでした。
これからも、継続してモノづくりの実力を向上させていくには、現場管理の中に「在庫」や「在庫管理」の位置づけをはっきりさせ、監督者をはじめとした関係者が改善と維持管理をどのように行っていけばいいかを明確にすることが重要です。
本講座は、日産自動車の「生産現場での在庫管理・削減の進め方を体系化したものです。
注)本講座の「在庫」の範囲は、工程内の在庫が対象になっています。
  現場監督者の皆さんが、自工程の在庫を管理することを目的にしています。

テーマ


現場監督者の為の自工程内在庫管理

開催日、時間


2022年3月22日(火)10:00~17:00

会場


東京・平河町近辺の会議室

申込受付



受講方法



参加費


日本IE協会・他地区IE協会 会員 39,600円
日本生産性本部 賛助会員 46,200円
一般 52,800円 IE協会会員へのお申込みはこちら

講師紹介

松澤 安彦 氏
現場管理シニアエキスパート(日産自動車専属)
長年にわたり、同社の製造現場(追浜工場車両組立)の第一線で完成車両生産に携わり、また課の筆頭監督者として、工程の改善や作業の改善を指揮し、数多くの実績を上げてきた。その成果と経験をもとに、現在は教育部門でインストラクターとして活躍。現場管理・現場改善を実践指導しており、日産グループの枠を越えて、電機や食品業界などにも対象を広げている。

プログラム内容

3月22日(火)10:00 ~ 17:00

1. 在庫と在庫管理

 ・在庫管理について
 ・在庫とは
 ・在庫管理とは
 ・在庫管理活動の四か条

2. 在庫管理における現場の役割

 ・管理する対象とその機能を確認して「標準在庫」を設定する
 ・「在庫管理4原則」によって、標準在庫を守る
 ・在庫管理のCap-Doサイクルを回す
 ・関係部署と調整する
 

3. 在庫管理活動の手順

 ・標準在庫を設定する
 ・標準の状態に是正し、維持する
 ・標準在庫を改善する

4. 在庫削減へのアプローチ

 ・工程改善の狙い
 ・工程分析とは
 ・工程改善の進め方
 ・工程改善の着眼点

5. まとめ

※プログラムは都合により変更になる場合があります。
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