多品種少量生産時代を乗り切る小日程管理


※前回内容となりますので、更新までお待ちください

稼働率低下・仕掛品増加・多能工化停滞に関する問題を抱えていませんか?


「小日程管理」は多品種少量生産時代を乗り切る伝家の宝刀だ!小日程管理は第1に中日程計画を軸に職場が主体となって1~3日間の自職場の作業計画を立てる。第2に進度把握と遅れ対策をする。第3に1日の評価をして締めくくる。現場主体の管理方法です。
多品種少量生産工場のネック工程は、驚くほど「稼働率が低い」「仕掛品が多い」「多能工化が進んでいない」の3大現象が蔓延している。
ネック工程は1つではなく、その上変動するから厄介である。工数計画で複数のネック工程を明らかにし、小日程管理で攻める。すると3大現象が薄れ、物の流れが良くなる。
当セミナーは、小日程管理の理論と実践手順を数多くの事例を交えながら解説する即実践型の内容となっています。生産管理や工程管理に携わる方だけではなく、是非、職場の管理責任者の方にも強くお勧めします。協力企業の指導にも役立ちます。

テーマ


変動するネック工程を工数計画で追求し、小日程管理で攻めろ!!

開催日、時間


2022年12月5日(月)10:00~17:00

会場


東京・永田町近辺の会議室

申込受付



受講方法



参加費


日本IE協会・他地区IE協会 会員 39,600円
日本生産性本部 賛助会員 46,200円
一般 52,800円
IE協会会員へのお申込みはこちら

講師紹介

植條 英典 氏
(株)実践マネジメント研究所 代表取締役
1958年岡山県生まれ、奈良県在住。大学で生産管理、IE技法、QC手法を学ぶ。中堅家具製造メーカーの経営企画室にて4年間、経営管理業務に従事した後、昭和60年中村技術士事務所に入所。平成3年(株)ビジテック設立に参画し取締役に就任。平成16年1月に実践マネジメント研究所を設立、代表となり、平成28年2月より、(株)実践マネジメント研究所 代表取締役となる。
専門分野は生産性向上の改善指導、工程管理、品質管理で上場企業をはじめ全国各地の数多くの中小企業の指導にあたっている。その他に、中小企業大学校各校で講義やゼミを担当中。大阪府工業協会と兵庫工業会で生産管理関連セミナー講師としても活躍中。豊富な事例をもとにした分かりやすい講義内容と熱意あふれる指導ぶりには定評がある。

プログラム内容

12月5日(月)10:00~17:00

はじめに

Ⅰ 『生産スケジューリング(3つの日程計画)の基本』 → 生産管理と小日程管理の関係

1.大日程計画・中日程計画・小日程計画の機能と管理項目

2. 中日程計画を立てるまでのフローチャート(工数計画が最も重要である)

3.生産管理の要点と小日程計画の関連
 (外注品や支給品が遅れていないか。外注先に不適合品を送っていないか)

Ⅱ 『小日程管理の基本的な考え方』 → 職場単位の計画を立て、統制と評価をするのが基本

1.3つの目的
  ①稼働率の向上
  ②仕掛品の減少(リードタイムの短縮)
  ③多能工化の推進

2.工程統制のあり方(ネック工程を中心に物の流れを良くすることを優先すべし)
  ①工程計画の精度の低さを補うのが工程統制である
  ②現場パトロールが不可欠である(誰が、何時に、何を見て回るのか)
  ③工程統制の核が「小日程管理」である

3.小日程計画を進める上でのそれぞれの役割
  ①生産管理・工程管理の役割
  ②生産部の部長・課長の役割
  ③職場の管理責任者の役割

Ⅲ 『小日程管理の具体的な立て方と進め方』 → 色々な具体例と実践でのポイントを説明

1.小日程計画表のフォーマットづくり
  ①フォーマットづくりでの注意点(内容は必要最小限にするのが成功の秘訣である)
  ②3タイプの小日程計画表(表記方式・差立方式・現品方式)の小日程計画
  ③各種フォーマット事例を紹介

2.小日程計画の立て方 【具体的な作成手順(ステップ①~⑩)と内容を説明】

3.作業指示と進度管理のあり方

4.日々の評価の仕方(小日程計画の達成度と時間当たりの限界利益を評価基準とすべし)

Ⅳ 『加工部門と組立部門での小日程管理の例』 → 実践ポイントを紹介します

1.加工部門は「ガントチャート」「差立箱」の双方を活用した例と遅延対策を紹介します

2.組立部門のポイントは「カムアップシステムによる手配品の欠品防止」「人員配置図」
 「応援方法の確立」です
※プログラムは都合により変更になる場合があります。
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