標準作業書作成と標準時間設定
おすすめ
現場力強化のカナメである「標準作業と標準時間の設定」は、品質つくり込みと改善・生産性向上の最も基礎となる有効な手段です。改善活動を逆戻りさせないためには標準化が重要で、成果をきちんと経営に反映させなければなりません。
本講座の内容を活用することで、ムダを徹底排除し品質・生産性を格段に向上します。
管理・監督者、技術者、スタッフや現場のリーダーの方々に受講をお勧めします。
ポイント
●演習と講義を通して、標準作業設定と標準作業書作成および標準時間設定の方法・手順を体得します
●現場の問題の見方を身につけることができます
●現場管理の基本と実践のノウハウを学びます
テーマ
生産現場の使命である品質向上、納期確保、原価低減のための「標準」の定め方
開催日、時間
2022年8月25日(木)・26日(金)10:00~17:00
会場
東京・赤坂近辺の会議室
申込受付
受講方法
参加費
日本IE協会・他地区IE協会 会員 72,600円
日本生産性本部 賛助会員 83,600円
一般 88,000円
講師紹介
岡島 良雄 氏
日産自動車(株) 日本生産事業本部 人財開発部
日産自動車車両生産工場の第一線で監督者のトップとして、QCD向上や管理・改善業務、および現場教育を指揮してきた。その経験を活かし、現在日産教育センターにて、現場管理力向上教育の指導に当たっている。業種を超えた実践的な改善教育・指導に定評がある。
日産自動車(株) 日本生産事業本部 人財開発部
プログラム内容
8/25(木) |
10:00~17:00 |
標準作業の設定と標準作業書の作り方 1. 現場の役割、監督者の役割、作業の標準化の基本 2. 標準作業の狙い、設定の考え方 ・標準作業とは ・設定の基礎、設定の単位、設定の範囲 ・標準作業の4要素 3. 標準作業書の作成 ・標準作業書(手順)作業分解メモ・ステップ・急所 【演習】労働集約型のケース |
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8/26(金) |
10:00~17:00 |
・標準作業書(編成)手作業を主とする一人区の作業 【演習】労働集約型のケース ・標準作業書(組合せ)人による手作業と機械の組合せ 【演習】マンマシンチャート型のケース ・標準作業書(フロー)判断を伴う作業 【演習】フローチャート型のケース 標準時間の設定方法 1. 標準時間とは ・定義、意義、用途 2. 標準時間の構成 3. 標準時間の設定 ・実測法とPTS法(MTM法,WF法)の紹介 4. DST(Design Standard Time)とDSTR(Design Standard Time Ratio) ・実工数(製品をつくるのに必要な工数)の低減 5. まとめ |