IE視点での生産設備・改善ツール自前化工夫


安価・小型・自前化が成功への第1歩


新興国の労務費急騰に加え働き手の高齢化による人手不足から、国内工場の高度な技術による自動化や無人化を狙った設備投資の動きがあります。しかし、安易な技術偏重の投資は、かつて薄型テレビで経営危機を招いた家電業界の二の舞いの恐れがあります。安価で小型の設備や改善ツールを自前化することは減価償却費の負担を減らし、生産技術力や設備保全力を鍛え、現場での“稼ぐ力”を強化します。 年々“からくり改善Ⓡ”という取り組みが活発化しています。からくりの機構を知ることも大事ですが、着眼点や工夫の原点がどこにあるかを学び、技術者の想像力や洞察力を鍛えることが重要な命題となります。需要変化に強く量的規模が小さくても利益が出せる生産ラインの在り方について事例を交えてお話し致します。
本セミナーでは、次のことを重点的に学ぶことができます。

・現場における作業改善を活発化する道具の発想
・半自動化ライン設備の改善の着眼点
・需要変化に強い小規模な能力の自動化ラインの着眼点

ぜひこの機会に皆さまのご受講をお待ちしております。
※「からくり改善」は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標です。

期待できる受講の成果(期待効果)


・現場の作業改善が進んだ工場を更に一歩進めるための治具・設備の在り方の着眼点、具現化への改善手法を身につけられる。
・市場の需要が益々不透明になる中、リスクを回避した小規模能力を持つモノづくりの工場を構築し、そこに適したラインや設備を実現するための秘訣を会得できる。

「からくり技術」とは?


需要の変化に柔軟に対応するためには、小規模なモノづくりへの転換が必要であり、それを実現する ための「カイゼン」や「からくり」の工夫・手段です。

テーマ


「からくり技術」による現場のものづくり力強化

開催日、時間


2021年1月18日(月)10:00~17:00

会場


東京・平河町近辺の会議室

申込受付



受講方法



参加費


日本ならびに他地区IE協会会員 39,600円
日本生産性本部賛助会員 46,200円
一般 52,800円
IE協会会員へのお申込みはこちら

講師紹介

石川 雅道 氏
日本IE協会 専任講師
(株)石川改善技術研究所 代表取締役
1951年秋田県に生まれ、東北大学工学部卒業。住友金属工業(株)を経て1977年ソニー(株)入社。生産技術は「IE的な手法」と「技術の革新」の両輪で進めるべきという持論を元に、デバイス・半導体の生産ラインの企画構想や設備治具の開発を行う一方、IEやトヨタ生産方式による製造現場の生産性向上・品質歩留向上を長年に渡って担当。工場での作業改善・品質向上や在庫削減指導を行いながら、「安価で小型の設備・治具で現場を更に進化させる」をスローガンに「からくり技術」として、国内外の工場における生産技術や製造技術の人材育成と指導を行い、大きな成果を上げた。2009年に退社して起業し、自ら体験したことを元に前述に関連するIE協会の講師やシニア人材アドバイザーとして中小企業のモノづくり支援等で現在に至る。

プログラム内容

1月18日(月)10:00~17:00

1.『セル生産と共に発展した自前「からくり技術」』

・家電業界で誕生したセル生産
・セル生産を支えた設備の着眼点
・装置型産業でセル生産に発展させる鍵
・重要性を増す生産技術者の役割
・「からくり技術」と呼ぶ背景

2.『現場を活発化する改善ツールの着眼点』

・「もったいない」がモノづくりの原点
・技術者にも必要なIEの視点
・改善ツールに身近な物理の応用
・動作のムダを廃除する着眼点
・部品を一個ずつ取るための着眼点
・改善現場に適する情報の自動化(参考)

3.『違いをつくるための着眼点』

・安く小さい治具設備を実現する基本
・付加価値を生む「機能」を着目
・無付加価値にお金を掛けない
・治具や設備を工夫する着眼点
・ポカヨケのコツは「違い」を発見する
・アイデアは日頃の“想像力”から

4.『智恵を集めて自前化生産ライン』

・セル生産思想を設備に適用
・100×1より10×10で
・自前化する設備の基本思想
・生産ライン/設備実現の着眼点と事例
・小規模化で活路を開いた事例

5.『人材育成と活動の在り方』

・啐啄(そったく)の機に
・自ら考えるエンジニアに
・技術者教育の講座例
・全社挙げた活動展開に

6.『まとめ』

・Q&Aとアンケート
※プログラムは都合により変更になる場合があります。
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