標準作業書作成と標準時間の考え方


おすすめ


現場力強化のカナメである「標準作業と標準時間の設定」は、品質作り込みと改善・生産性向上の最も基礎となる有効な手段です。改善活動を逆戻りさせないためには標準化が重要で、成果をきちんと経営に反映させなければなりません。
本講座の内容を活用することで、ムダを徹底排除し品質・生産性を格段に向上します。
管理・監督者、技術者、スタッフや現場のリーダーの方々に受講をお勧めします。

ポイント


●演習と講義を通して、標準作業設定と標準作業書作成および標準時間の考え方を習得します
●現場の問題の見方を身につけることができます
●現場管理の基本と実践のノウハウを学びます

テーマ


多能工化、新人作業者対応、品質安定のための「標準」の定め方

開催日、時間


2024年1月29日(月)10:00~17:00

会場


東京・永田町近辺の会議室

申込受付



受講方法



参加費


日本IE協会・他地区IE協会 会員 39,600円
日本生産性本部 賛助会員 46,200円
一般 52,800円
IE協会会員へのお申込みはこちら




講師紹介

田中 和男 氏
日産自動車(株) 日本生産事業部 人財開発部
日産自動車 車両組立工場にて第一線監督者のトップとして生産業務・教育指導の経験を活かし現在は日産教育センターにて現場管理力向上教育の指導に当たっています。標準作業書作成と仕事の教え方講座(TWI)、作業管理、在庫管理を中心に日産グループ・グローバルの現役総インストラクターとして、実践的に教育・指導しています。特にTWIでは、日産自動車及びグループ会社の全係長を指導・育成し、トップ・インストラクターとして社内の標準化活動の中心的役割を果たしています。そのバイタリティーと熱意ある指導は、社内外からも大変好評を得ています。

プログラム内容











1/29(月)
10:00~17:00

標準作業の設定と標準作業書の作り方

1. 現場の役割・監督者の役割

2. 標準作業
 ・標準とその必要性
 ・標準作業設定の考え方と方法
*標準とは何か、標準作業書のねらいや織り込む内容、範囲を理解します

3. 標準作業書の作成 【演習】
 ・設定の手順
 ・作業分解と動作の取り出し方
 ・急所(カン・コツ・ノウハウ)の取り出しと表記方法
 ・組合せの標準作業書の手順
*演習をしながら1人区(1名分)の作業書作成の手順を理解します
*人と機械の組合せ作業の作業書作成のポイントを理解します

標準時間の考え方と標準作業書のメンテナンス

4. 作業の目標時間の設定
 ・標準時間の定義と意義
 ・標準時間の構成と余裕時間
 ・標準時間の設定
*正しい作業のやり方(標準作業)が決まっても時間のものさしが無ければ仕事の量
 を決めることはできません   標準時間の設定方法を学びます

5. 標準作業の実践とメンテナンス
*改善活動に応じた標準作業のメンテナンス方法とPDCAサイクルの重要性を学びます
※プログラムは都合により変更になる場合があります。
パンフレットをダウンロード