作業カイゼン実践講座


おすすめ


グローバル競争が激化する製造業界において勝ち残っていくためには、圧倒的に高いレベルのアウトプット(QDC)を実現する必要があります。このようなQDCを生み出すためには、現場で働くひとり一人が、改善マインドを持ち、あるべき姿に向けて改善を積み上げていくことが重要です。
そのためには製造現場を束ねる管理/監督者およびスタッフには、的を射た問題分析とあるべき姿と睨んだ改善案の策定スキルの習得が不可欠になります。
本講座では、あるべき姿を実現するための「作業カイゼンの進め方」にポイントを絞り、改善の手法をわかりやすく解説します。

実践演習により体験的に改善スキルを習得


●「あるべき姿」を常に追求した漏れのない問題発見の仕方を身につけます
●めざましく変化する現場を見方の大きさ別に(モノの流れに着目した工程改善・ムダな動作を省く動作改善)
 整理した基礎的なIE改善手法を体系的に理解します
●実際の作業を分析し、問題点と改善案をまとめ予想効果を出すまでの一連の改善ストーリーを実践します
●上記を通し、「分かる」から「できる」、「動ける」レベルまで習得レベルを引き上げていきます

テーマ


改善案策定のステップアップ
「現場を束ねる管理・監督者の必須講座」

開催日、時間


2023年11月6日(月)10:00~17:00

会場


東京・永田町近辺の会議室

申込受付



受講方法




参加費


日本IE協会・他地区IE協会 会員 39,600円
日本生産性本部 賛助会員 46,200円
一般 52,800円 IE協会会員へのお申込みはこちら

講師紹介

田中 和男 氏
日産自動車(株) 日本生産事業部 人財開発部
日産自動車 車両組立工場にて第一線監督者のトップとして生産業務・教育指導の経験を活かし現在は日産教育センターにて現場管理力向上教育の指導に当たっています。標準作業書作成と仕事の教え方講座(TWI)、作業管理、在庫管理を中心に日産グループ・グローバルの現役総インストラクターとして、実践的に教育・指導しています。特にTWIでは、日産自動車及びグループ会社の全係長を指導・育成し、トップ・インストラクターとして社内の標準化活動の中心的役割を果たしています。そのバイタリティーと熱意ある指導は、社内外からも大変好評を得ています。

プログラム内容

11月6日(月)10:00〜17:00

1. 問題発見の決め手となる「あるべき姿」作り
・不良品をつくらない
・在庫をなくす
・最少の工数でつくる
・安全でムリなく働ける職場にする

2. よりよい作業方法へのアプローチ
☆ 的を絞った作業分析とカイゼンの定石【実践演習1】
・工程改善
・経路分析
・動作改善
・要素作業改善

3. 改善の方法・手順の総合的な演習
☆ 実作業(組立作業)に基づいた演習ステップ習得【実践演習2】
・現状把握(改善前作業内容確認)
・作業分析による問題点の洗い出し
・カイゼンの定石を使った改善案だし
・予想効果算出
・改善後の検証(予想効果と実際効果の比較)

4. まとめ
※プログラムは都合により変更になる場合があります
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